わたしはアフロディーテ
なんだかとっても、文章が書きたい気分。
なんだろう、ここ数日だけど、自分に正直に生きるということについてずっとずっと感じている。
彼女の発言からはじまり、そうだね、うんうん、わかるみたいな感じになり。
そして今に至る。
わたしは水みたいにずっと流れ続ける。
わたしは龍泉洞の水である。水であり、湖である。
ずっと洞穴に響く音だけをきいて過ごし、透明の、青い水底を眺め、ひんやりして生きている。
ずっとぬりかべみたいに走っていたことが、もう、まるでファンデーションお化けみたいにガラガラと崩れ落ちて、わたしの裸の黄色いたましいがうずいている。
ああ、これだ
これなんだ
これだった
忘れていた
いつも忘れていたこと
カラフルなベール
持ち歩くと安心する
空気をまとい、空気を吸い、
空気を愛してくるくるまわる
世の中のことなんてすべて星空と同じ
洞穴からみた、星空
王女様もみていた星空へ
カシオペヤが輝くときへ
天海の花嫁へ、導かれるとき
解放されるとき
呼応する波
呼応する涙
海を越えてやってきた潤い
あなたに届くかな、届くかな
きっとそれが届いたとき、また新しくなる
わたしは生まれ変わる
わたしはアフロディーテ
愛の炎、愛そのもの
モニカみなみ